今年は、年間で52冊の本を読みました。
その中でも、「これは読んでよかった!」と思えた本を6つ、ご紹介します。
ぜひ、来年読む本の参考にしてみてください。
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読書好き新卒が選ぶ、2019年読んでよかった本10選
(去年の記事もぜひご参考に!)
自分の小さな「箱」から脱出する方法
この本は、一言で言うと「人間関係の悩みに発見をくれる本」です。
自分のことが正しいと思いこんでいる状態を「箱に入っている」と表現し、日常生活で起こる人間関係の悩みを「箱」にあてはめて考えていきます。小説形式の本で読みやすく、感情移入もできるため、自分の日常生活にあてはめてイメージがしやすいです。
この本がおすすめなのは、
- 人間関係に悩んでいる
- 思い通りにいかない人が周りにいる
- 自分がリーダーまたは管理職で、部下を持っている
という人です。
人間関係の悩みを、人のせいにせず、自分で何か変化できることはないか、考え直す機会をくれる一冊です。
そして、バトンは渡された
今年読んだ小説で、ダントツによかった一冊。2019年の本屋大賞を受賞した作品です。
主人公の女の子は、離婚などの都合で、親が『4回も変わる』という経歴を持つ高校生。
この経歴だけを見ると、すごく複雑で大変そう、と思われるかもしれないのですが、この話はむしろ「心が温かくなる小説」なのです。親が変わりつつも、周りの人が主人公に愛を注いでいることを感じることができ、自分の周りにいる人たちを大事にしよう、という気持ちになれる1冊でした。
- 家族の温かい物語が読みたい
- ほっこりする小説が読みたい
という人におすすめです。
会社を使い倒せ!
会社に属して働いている人は、「自分がやりたい仕事ができないから会社を辞めたほうがいいのかな」と1度は考えたことがあるかもしれません。
この本は、
- やりたいことができないからと言って、いきなり会社を辞める必要はない
- むしろ会社を利用することができれば、より大きな規模の仕事ができるかもしれない
ことを教えてくれます。
大企業の中で、自分のやりたいことを仕事にすることは簡単なことではないかもしれません。しかし、あの「博報堂」という大手広告代理店で働く筆者の小野さんが「自分のやりたいこと×会社にとっても利益のあること」を追求しながら周りを巻き込んでいく姿には、希望をもらえます。
いきなり転職したり、起業することに対してリスクを感じる人多いかと思いますが、
会社を「使い倒す」ことで、新たなキャリアが見えてくるかもしれない、と教えてくれました。
なまけものが得をするワンコインつみたて投資術
本当にわかりやすく、かつ、時々出てくるなまけもののイラストにほのぼのできる、投資初心者に超おすすめの本です。
「投資って怖いんでしょ?」「そもそもどういう仕組みなの?」という方に向けた入門書です。
「例えば、ここに1つ1000円のリンゴがあります」などと、算数レベルでわかりやすく解説してくれます。
この本を読んだら、投資って早ければ早いほどいいんだ、やりたい!という気持ちにさせてくれます。
最近「つみたてNISA」などと聞くようになった方も多いと思うので、まず最初に読む本として活用いただきたいです。
フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか
フィンランド人が仕事で工夫していることや、人生、仕事へのスタンスについて書かれている本です。
フィンランド人は「大変そうな仕事を効率よくこなして、さっと変えるのができる大人」だと考えるみたいです。
日本だと割と逆な気がします…。遅くまで残っている人=頑張っている人、と認識されることが多いですよね。
『人間はだれでも唯一無二の存在になりたいと願うが、組織は自分が抜けても必ず周りがその穴を埋めてくれる』という言葉にはハッとしました。
仕事も人生も大事に、というフィンランドの価値観は、日本人も見習うべきところがあると思います。
- 残業まみれで苦しんでいる人
- 自分の働き方を見直したい人
におすすめです。
私が私らしく生きる美学
メイクアップアーティストの松田未来さんが書かれたエッセイ本。
未来さんが飼っている猫の写真などがちりばめられていて癒されます。カフェでゆったりと読みたくなる本でした。
・他人と比べずに生きていきたい人
におすすめです。
心がじんわりと温かくなり、自分は自分らしく生きていいんだ、と思うことができる、すてきなエッセイです。
手軽に本を読むなら電子書籍で
紙の本もめくる感覚が楽しいですが、カフェや、出先にも持っていって読書がしたい人は、「電子書籍」がおすすめです。
手に収まりやすいサイズで、バックに入れてもかさばりません。
今、Kindle Unlimitedという月額980円で好きなだけ本読み放題のサービスが、「2か月で99円」の年末年始キャンペーンをやっているそうです。(普通だったら、2か月で1960円…!)
とてもお得なので、この機会にこちらもチェックしてみてください。
まとめ
以上、2020年に読んでよかった本を6つ、ご紹介しました。
来年何の本読もうかな?と迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください!

なぎ

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