「卒業するまでに何かやっておくべきことはありますか?」
と、内定者がよく人事に質問することではないでしょうか。
大学4年生や、大学院2年生は、だいたい春から夏頃に内定が出て、就職活動を終える人が多いと思います。3月に卒業までの数ヶ月、なにもせずに過ごすのはもったいない!
「卒論だけ書いて卒業すればいいや」ではなく、残りの大学生活を楽しめば、より今後の人生の糧になると思います。そして余裕があれば、就職してから役に立つことを今のうちに学んでおいてほしいです。
私がおすすめする、就職するまでの学生生活を充実させるために出来ることをご紹介します。
文章で伝える経験を積む
文章を書く経験をたくさんしてほしいと思います。おすすめはブログを作ってみることです。
ほとんどの人は、ブログを書いた経験はないのではないでしょうか。
社会人になると、メールを送る機会が必然的に増えます。社内の人だけでなく、取引先の社外の人にも送る機会が多々あります。そのなかで『人に伝わる文章』を書く練習になるのが「ブログ」です。
有料で始める必要はありません。はてなブログだと無料で始めることができます。
また、noteも無料で気軽に始めることができるツールです。
最初はなにを書いたらいいのかわからないかもしれませんが、身の回りに起こっていることや、自分が行ってよかった場所、誰かにオススメしたいおいしかったもの、就職活動で悩んだことなど、周りの友達にわかりやすく教える感覚で書いてみてください。
読み手を想像し、伝えようとする意思を持って文章を書くことで、社会人になって、わかりやすいメールを書く練習になります。ぜひ練習してみてください。
内定者アルバイト
内定先がアルバイトを受け付けている場合は、会社の雰囲気や仕事の流れをつかむためにも、内定者アルバイトをしてみてください。自分が仕事をするイメージができるかもしれません。
会社から、就職前に取っておくべき資格を言われている場合は、その勉強をするのも◎
内定者アルバイトを受け付けているか、会社の人に聞いてみるのもいいと思います。
マラソンに出る
アクティブ派はぜひトライしてほしいマラソン。
マラソンは、体力がある若いうちに走ったほうがタイムが出やすいのはもちろん、社会人になると練習する時間がなかなか取れません。
マラソンは事前の練習がとても大切。しっかり練習の時間がとれる大学生のうちに走っておくのがいいかもしれません。そして、勢いで申し込んでしまえば、あとは練習するしかなくなるので、とりあえず申し込んでみてはいかがでしょうか。
>参考記事


本を読みまくる
時間があるうちにできこと、それは「読書」です。
教養のある社会人になりたければ、今のうちに本を読んでおくのがおすすめ。
何度も言っていますが、社会人は自分の時間を取ることが難しいので、卒業するまでの間にたくさん本を読みましょう!
図書館で借りたり、メルカリで安く買ったり、蔦屋書店でコーヒーを片手に読んだり、自分が好きな読書の形を見つけてみてください。
>大学生が就職するまでに読んでほしい本
卒業旅行に行く
卒業旅行は断然ヨーロッパがおすすめです!
なぜなら、冬の時期は安いし、社会人になると1週間も休みがとれないことが多いからです。
学生専用の旅行パックだとさらに安くなる可能性もあります。
ヨーロッパ周遊で何か国か巡ってみるのも面白いかもしれません。
関連記事
ウィーン観光は最短2日でOK!実際に行って分かった見どころをまとめて紹介!
制服でテーマパークに行く
USJやディズニーランドなどに制服で行くこともおすすめ。
社会人になっても行けなくはないですが、「年齢的に着ていいのか…と」自分で歯止めをかけてしまう人もいます。
大学生のうちに制服でテーマパークに行き、たくさん写真を撮って思い出を作ってください。後から見返して「青春だった…」と思い出に浸れます。(笑)
SNSの整理をする
TwitterやInstagramなど様々なSNSアカウントを整理してみてはいかがでしょうか。
なぜなら、社会人になって同期とSNSを交換すると、フォローする人が増えて本当に必要な情報がキャッチできていない可能性があるからです。
長期間同じアカウントを使っていると、地元も友達、中高の友だち、大学の友だち…と増えていってしまいまう。
社会人になってから(なる前でも)新たなアカウントを作ったり、フォローする人を整理してみるのをおすすめします。
エクセルの勉強
社会人になって後悔したことがあります。
それが、「大学生のうちにエクセルに詳しくなっておけばよかった」ということです。
社会人になって、エクセルの関数を使用する機会が増えました。個人的には「VLOOKUP」という関数を知らず、覚えるのに時間がかかってしまいました…。
エクセルスキルを習得しておけば、仕事が効率化できて業務時間が短縮できます。どこの会社でもわりと使用するものなので、練習しておいて損はないと思います。
マイクロソフトが実施している、MOSという資格があります。エクセルの利用スキルを証明するものなので、もし時間に余裕がある人は挑戦してみるものいいかもしれません。
卒論をネットで公開する
おそらくあまり知られてないと思うのですが、Twitterで「#卒論公開チャレンジ」というタグが多くみられた時期がありました。noteでも「#卒論公開チャレンジ」で公開されているものがたくさんあります。
せっかく書いた卒論を、教授とゼミの仲間うちだけで共有するのって、もったいないと思います。
卒論はかなりの時間と労力を要します。学生生活の総仕上げとも言える卒論を、ぜひ世の中に公開してみてはいかがでしょうか。
意外と興味を持ってくれる人もいるかもしれません。
貯金をする
内定をもらってから卒業までに、できるだけ貯金をしておくことをおすすめします。
卒業旅行のためというのはもちろんですが、社会人になるにあたり、引っ越しや、一人暮らしをする人はなおさら貯金が必要です。
一人暮らしで部屋を借りる場合、必要な初期費用は家賃の3倍~4倍といわれています。
引っ越しや家賃のほかにも、新しいスーツを買ったり、靴やガジェットを買う場合はさらに必要です。卒業までにアルバイトをする時間も増やすことが可能かと思いますが、計画的に貯金をしておくことが大切です!
まとめ
内定を春や夏にもらった場合、卒業まであと半年以上。
まだまだ長いと思われがちですが、卒論に追われていたら何もやりたいことができずに卒業してしまった…ということになってしまいます。
社会人になると、大学時よりもお金を持つようになります。しかし、大学生の時ほど自由な時間がなくなってしまいます。私は、親に借金してでも大学生のうちにやりたいことはすべてやるべきだと思います(社会人になっても十分返済できるので)
時間がたっぷりとれる大学生活を思いっきり充実させるために、自分がやりたいことに遠慮せず挑戦してみてください。この記事が参考になれば嬉しいです!

なぎ

最新記事 by なぎ (全て見る)
- 【注目サウナ】PARADISE三田のレディースデーに行ってきた - 2022年9月11日
- 「町の秘密基地」がコンセプトの渋谷のSta.でヘルシーランチ。 - 2022年5月22日
- 【大阪】一部屋ごとにレコードが。HOTEL SHE, OSAKAの宿泊記 - 2022年4月12日